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サハリンツーリングに行く人の為に
サハリンツーリングは個人でも簡単に行けます。カルネは必要無いのでお手軽でした?
更新日 2009年7月9日



2009サハリン情報


2009年 
コルサコフ税関の通関手続きについて

今年もコルサコフでの税関手続きはインフロート社です。代金は約27000円で翌日お昼前にバイクを受け取れます。

サハリン航空
千歳⇔ユジノサハリンスク便に輪行バッグにいれた自転車なら預け荷物で運べるそうです。
ただし乗客が多く荷物が多い場合、後回しにされて積めないこともあるらしいとのこと。また空いていれば縦積みして丁寧に運ぶけど、混んでいる場合、横積みになることもあるらしいです。特にユジノサハリンスク発の場合、ロシア人が丁寧に扱ってくれるかは不明とのことです。

鉄道
貨客混合寝台列車のユジノサハリンスクとノグリキを結ぶ#601/#951列車ですが火曜、木曜、土曜日の運行です。貨物車はユジノサハリンスクで積んだら鍵をかけてノグリキまで下ろせないそうです。 という事でユジノサハリンスク、ノグリキ間で荷物を下ろす事はできません。ティモフスクで車両連結、切り離しがあるのでティモフスクから載せる事は可能かもしれませんが未確認です。 ノグリキ発ユジノサハリンスク行きの#602/#952列車も同様です(運行は水、金、日)。

サハリン鉄道の時刻表を作りました。

ホテル料金(インツアーサハリン手配の場合)

ホテル ノグリキ:
シングル US$159

ホテル "Gorodok" スミルヌィフ(Lenina Str., 39)
シングル US$60
ツイン US$100/2人

ホテル "Sever" ポロナイスク
シングル デラックス US$173

ホテル "Yubileinaya" ドーリンスク( Pobedy Str., 34)
US$75/1人

ホテル "Pacific Plaza" ユジノサハリンスク
ツイン US$ 200/2人


2008年
ハートランドフェリー経由で通関手続きを頼むと、ロステックでは無くインフロート社を紹介してくれるようになりました。

サハリン上陸時にインフロート社員がフェリーに乗船してきて必要書類にサインしてバイクのチェックをして初日は終了。翌日は朝10時より税関で許可証の受け取り、インフロートへの代金の支払い等を行い11時くらいにはバイクの受け取りでした。代金は4800ルーブルに保険の631ルーブル80コペイカです。日本円で27000円の支払いでした。
インフロートのオフィスがコルサコフ港ターミナルビルの2階で保税倉庫もコルサコフ港内にあるので手続きは早かったです。


8月7日
ロシア自動車保険ОСАГО 外国人向け保険料金表を作りました。

8月6日
今年はどこの通関業者も通関手続きを引き受けてくれません。

Филиал РОСТЭК Сахалин, ЗАО "РОСТЭК-Приморье" ←諸悪の根源のロステック極東、サハリン支店。ココがボッタクリでなければ問題無いのに

ООО "Таможенное Агенство-Сахалин" ←昨年の通関を格安でやってくれた業者、今年はコルサコフオフィスのミーシャが休暇中でダメ。

ООО "Евразия Кастомс Сервис" ←サハリン最大の通関業者。昨年はやってくれると言ったけど今年は何故かダメ。

ООО "АБИЭС" ←昨年はやってくれると言ってたけど、今年は返答無し。

ЗАО "Сахалинвнештранс"  ←Союзвнештрансコンツェルンのウラジオストック地域会社ООО ТЭФ "ВЛАДИВОСТОКВНЕШТРАНС"の支社。昨年はやってくれると言っていたけど今年は返答無し。

ЗАО "НЭК Транс Глобал"←新たに見つけたNEKグループのサハリン支社。

ООО "Транслоджистикс" ←ウラジオストックの会社のユジノサハリンスク支店?


7月10日
ハートランドフェリーからの通関手続きの案内によると、保税倉庫保管と保険加入手続きだけで約400ドルとのこと。このほかに保税倉庫への輸送費などがかかるので今年も約50,000円と見てよいかと思います。

7月8日
二度目の世界一周にサハリンから大陸に渡ったうらんさんの情報によると、ロステックで通関手続+3ヶ月の保険で4000Рだったとのこと。

バイク受け取りは翌日のお昼だったそうです。

2007年
コルサコフ税関について


税関職員の収賄対策の為、税関手続きは18時以降できなくなりました。そのため当日のバイクの受け取りはほぼ不可能。バイクは一度保税倉庫に入れられ、翌日税関が開く9時から手続きとなります。予め自動車保険加入と書類を用意しておけば2時間かからずに許可がでます。ただし12時から14時まで税関と保税倉庫が昼休みになるのでバイクの受け取りは14時以降になる可能性もあります。

フェリー会社の紹介でロステックサハリンを利用した場合、バイク1台あたりの手数料は9,200ルーブル+保険料(所要1日)です(約50,000円)。

他の通関業者を利用した場合、確実にこれより安くなります。私が使用したТАСでは1人1500Рでした(約7000円)。ただし手数料はほとんど取っていないので次からはもう少しかかるかと思います。

今回利用した通関業者

ООО "Таможенное Агенство-Сахалин"
英語表記 "Customs Agency - Sakhalin LLC"

住所:
693000, Сахалинская обл., г. Южно-Сахалинск,
пр. Мира, д. 113, Оф. 78
Yuzno-Sakhalinsk: of. 78, 113,Mira Street. , 693000
Tel: (4242) 72-72-43.
Fax: (4242) 42-40-35
(4242) 42-31-32



2007年7月
東日本海フェリーによると、プーチンの税関審査の強化(密輸出入の取り締まり強化。日本がロシア産活カニの輸入が出来なくなったのもこのため?)と税関職員の収賄取締りの為?で車両の税関審査が何日かかるか不明との事。基本的に保税倉庫に持ち込み車両を保管されるが、保税倉庫が一杯の場合、フェリー内から車両を下ろせず、翌日のコルサコフ港出港にも差支えが出る為、バイク、車持込での乗船にはキャンセルを薦めているとこと。
また、アメリカ人ライダーが稚内からコルサコフへ行こうとしたところ、車両の持込には事前手続きが2週間かかると言われ、乗船拒否された例もある模様。
→6月にアメリカ人?の旅行者が自家用車でサハリンに渡ったところ走行許可を得る?(保税倉庫から車両を出す?)のに10日間掛かったらしい(東日本海フェリーによる情報)。ただし、書類上の不備なのか、たまたま担当者がいなかったのか、そのアメリカ人が車両を取りに行かなかったのかは不明。

7月6日にコルサコフの税関審査が何日かかるかわからないらしいとメールで問い合わせたところ、7月9日に次のような回答が来ました。

> The rules of customhouse examiation stay the same:
> the examination period should be no longer than 3 days.
> But 70% - 80% go through the examination within 1 day.
> The reason of delay for more than 1 day(but no longer than 3 days) is
> a bulk of imported things which should be registered.

昨年のロステックによる手続き終了は17:46なので、18時前に手続きが終われば当日の車両受け取りも可能?


PROPUSK(ПРОПУСК)等について

2007年13日 サハリンに自転車で行ってきたななちゃりさんによる情報。
ПРОПУСКは一応旅行会社に代行申請してもらったものの、本来なら無くても良いと言われたそうです(コルサコフからスミルヌィフ)。

2007年5月25日 サハリン沿岸国境警備局により、
・サハリン島自体には国境地帯はない(モネロン島とチュレニー島を除く)。
・サハリン本島を除くサハリン州の全て(クリル列島、北方領土を含む)が国境地帯となる
と発表され、即日施行されました。これにて、サハリン本島内の往来は自由化されたはずですが、2003年の廃止時にも慣行的に運用されてきた例があるため、念のためにPROPUSKを取得しておいた方がよいでしょう。

2007年1月15日 外務省 海外安全ホームページより
滞在登録の法律が変更され、外国人がロシアにおいて3日(ただし、土・日・休日を除く)以上同じ場所に滞在する場合(永住者は7日以上)には、到着後3日(永住者は7日)を経過してから、その地の移民局機関に到着通知をしなければなりません。手続きは、原則滞在地を管轄する郵便局において「到着通知書」を提出して行います。ホテルに宿泊する場合は、チェックイン後直ちに、従来通りホテル側にパスポートと出入国カードを提出することでホテルが手続きを行い、到着通知書の半券が外国人に返却されますので、必ず確認してください。この場合、ホテルにパスポートを預ける必要はありません。ホテルではなく、個人宅等に宿泊する場合は、ロシア国内の居住地(実際に宿泊する住所)又は勤務地の住所を通知します。居住地住所で通知する場合は、家主(アパート等賃貸物件の場合)が、また、勤務地住所で通知する場合は、ロシア国内の勤務先の代表者が、それぞれ当該外国人のパスポート、出入国カード等持参の上、郵便局にて手続きを行うことになっています。また、退去の場合は、当該外国人の退去(出国)後2日以内に、通知手続きを行った者が、郵便局に到着通知書の半券を返却して抹消手続きを行わなければなりません。

注意:(モスクワあたりでは滞在通知書を持っていない外国人は警察官の格好のカモに成っている模様(罰金は当然警察官のポケットマネー)。
→基本的には郵便局に届け出ればよくなったので手続き簡素化です。


2007年1月1日
サハリンを往来する外国人は連邦安全保障局沿岸警備サハリン国境警備局が発行する通行証が必要との
連邦安全保障局命令がでました。以前から運用されているPROPUSKとの違いは不明です(PROPUSKを持たずに往来する外国人が増えてきた為?)。


2006年

・PROPUSK(ПРОПУСК)は依然必要です。2003年に法律が廃止されても慣行的に運用されてきましたが法律自体が復活したため、ПРОПУСК申請取得は義務付けされました。

・また2005年より、コルサコフ港での自動車保険の加入が必要になりました。2006年の料金はロステック社の手続き代行は通関手続き1500ルーブル(付加価値税込み)、通関税100ルーブル+自動車保険料(オートバイ15日間で631ルーブル80コペイカ)の模様。車両が無い場合は以前の通り500ルーブル(通関税100ルーブル。港湾使用料400ルーブル)の模様。
→日本円で総額12000円でした。別に出国時に500ルーブル必要です。

・在札幌ロシア連邦領事館では郵送でのビザ申請を受け付けなくなりました。


・チェーホフ、トマリ間の道路は現在崩落のため通行止めです。バイクなら何とか通行可能。4輪は干潮時に砂浜を走って迂回していますが大型4輪駆動車以外は通行不能です。またこの区間は内陸側に新しい道路を建設中です。

2005年
PROPUSK(ПРОПУСК)は依然必要です。
また2005年より、コルサコフ港での自動車保険の加入が必要になりました。
コルサコフ港にて"Rostek Sakhalin"という会社(通関業務や保税倉庫管理などを行う国営会社)が業務代行してくれるようになりました。東日本海フェリーでフェリー予約時に書類作成の代行が頼めます。料金は現地でフェリー内に職員が乗船してきて支払う模様。港湾ターミナル内で書類作成します。具体的な金額は不明2005年は最初に行った天使ライダーさんがUS100 、私たちがUS11(多分$110の間違い)でした。
また日通への通関手続きの代行も東日本海フェリー経由で申し込めるようになりました。
また入国者の手荷物について50kg以上は料金がかかる模様。バイクも対象品


2004年

法律がまた変わって、国境地域に入域許可証(PROPUSK(ПРОПУСК)の発行も1日でできるようになりました。またユジノ以外の都市でも作れるようです。

ユジノサハリンスク市、コルサコフ市、ホルムスク市、ネベリスク市、オハ市、ノグリキ村、アニワ市、ポロナイスク市、マカロフ市、アレクサンドロフスク・サハリンスキー市、ウグレゴルスク市、シャフチョルスク村、トマリ市または、パイプラインが建設されるテルペニア湾から島の南部までの地域は国境警備地域から除外されるらしいので、旧国境程度まで行くのなら許可を得る必要がないのかもしれません。ただロシアのことですので取得しておいた方が確実です。

また様式が変わって代表者と連名になりました。団体行動の場合は1枚で済みます。


2003年

サハリン州では2003年1月に独自に政令を定め(決定43号 3月10日施行)、現在自由に旅行をするのが難しくなっています。
この政令は在日本ロシア大使館、総領事館ともに認めていません。そのため問いあわせをしても返事が無い場合があります。
  1. 訪問地がサハリン以外のビザでの入国の禁止(モスクワ発給のビジネスビザ等での入国が不可)
  2. サハリン州内の訪問地域(16地域(コルサコフ、アニワ、ホルムスク、ネベリスク、トマリ、ウグレゴルスク、スミルヌイフ、アレクサンドロフスクサハリンスキー、オハ、ノグリキ、ポロナイスク、マカロフ、ドリンスク、北クリル、クリル、南クリル))をあらかじめ連邦安全局 FSB(旧KGB)で申請する必要があります。
  3. 入域許可を得ない場合、滞在可能地域はユジノサハリンスク、ティモフスク(とポペジノ)のみです。
  4. 必要書類:パスポートのコピー・ビザのコピー・申請書(任意書式:登録者の氏名・パスポートとビザの内容、 期間、交通手段(バス、自動車=NO.車種等)、訪問地域)
  5. 受け取りは2〜3週間。許可書をさらに国境警備隊に持っていき許可を得る必要があります。
  6. 入域許可は保証人による代理申請が可能です。保証人というのは観光ビザの場合はサハリンの旅行手配先(インツーリストなど)。ビジネスビザの場合は招聘元(企業、学校等、個人も含む)のことです。そのためモスクワなどの旅行会社で旅行を手配した場合、その旅行会社の代理店等がサハリンに無い場合、代理申請が出来ない可能性があります。
2003年7月10日 に政令の失効が決まりました(決定43号の失効について 決定117号)。このため入域許可証の携行が不要になりました。決定117号が施行されたかどうかは現在不明ですが自由に旅行ができるようになるのは確実です。

2003年8月現在、サハリン内の交通警察の検問所では許可書(PROPUSK)の提示を求められました。浸透までもうしばらくかかるもようです。

旅行までの流れ
1.パスポートの申請、受け取り。
2.国際運転免許の申請(要パスポート)。
3.自動車登録証書の取得(要パスポート)。
4.国際ナンバープレートの申請、受け取り(要登録証書のコピー)。
5.旅行代理店へ旅行の手配(要パスポートのコピー)
6.旅行代理店より予約確認書、バウチャーの受け取り。
7. ビザの申請(バウチャー、予約確認書、申請書、パスポートの原本、写真、手数料)。
8.ビザをロシア領事館より受け取り、旅行代理店で国境地域入域許可証(Propusk)の代理申請をおこなってもらう(要ビザのコピー)。
9.東日本海フェリーへTELしてフェリーの予約(申請書がFAXで送られてくるので記入して返信)。 同時に通関手続き、自動車保険の申請代行も申し込める。
(10.日本通運稚内支店へTELして通関手続きの予約を行う。このとき登録証書、パスポートのコピーをFAXしておくとあらかじめ通関書類を作ってもらえる(代行を頼む場合)。)
11.出航前日もしくは当日朝、日本通運稚内支店で手数料を支払い、稚内税関支署で通関手続き。
12.国際フェリーターミナルで乗船。

サハリンツーリングの為の
必要書類
パスポート

これが無くては海外にいけません。各旅券センターで取得できます。
パスポート
国際運転免許証 

日本国外で車の運転をする場合は、国際運転免許証が必要になります。各運転免許センター、警察署で交付を受けます。
免許センターでは即日交付、警察署では1〜2週間程度掛かるそうです。 
申請に必要な書類と手数料は次の通りです。
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 写真(5.0×4.0cm)
  • 申請手数料2,650円
有効期間は1年です。
国際運転免許証
自動車登録証書

車輌を管轄する陸運局の登録課で取得できます(原付も)。
  • 車検証(登録証)
  • パスポート
  • 印鑑
  • 手数料330円(自動二輪以上)
  • 長岡は住民票も必要
  • 釧路は旅行会社発行の日程表が必要
が必要です。軽二輪と原付は手数料はかかりません。陸運によって即時発行の場合と数日かかる場合があります。

即日発行の陸運局
湘南、川崎、習志野、沼津
後日発行の陸運局
京都、長岡、松本
登録証書
国際ナンバープレート(サハリンのみなら不要)

 日本で乗っているオートバイを外国に持ち出して乗る場合、日本のナンバープレートを国際ナンバープレートに変更する必要があります。以前はJAFに申し込んでいましたが現在は小松自動車工業株式会社に申し込むことになります。電話して申し込み用紙をFAXしてもらい、記入して登録証書のコピーを添付して申し込みます。代金は銀行振込もしくは現金書留です。1週間〜10日程度で製作され着払いで郵送してくれます。

   小松自動車工業株式会社
   住所:東京都品川区東大井1丁目7番5号
   電話:03-3474-0211 FAX:03-3474-0436

 申請に必要な書類と手数料は次の通りです。
  • 国際ナンバープレート申込書
  • 自動車登録証書のコピー
  • 代金2500円(税込み)
代金の振込先
 みずほ銀行大井町支店 (当座口座)0101205 小松自動車工業株式会社

京都など一部の陸運局では作ることも可能です。その場合は代金1000円になります。


またJマーク(国籍識別票)も必要です。申し込み先はJAFですがJAFの物はサイズが特大ですのでオススメできません。

   JAF東京支部公益事業課国際係
   住所:東京都文京区大塚3-11-6ニッセイ大塚3町目ビル1F
   電話:03-5976-9777 FAX:03-5976-9711

カー用品店や東急ハンズでも購入できるAMU-Z(東洋マーク製作所)の物がオススメです。また直接通信販売もしてくれます。

http://www.toyo-mark.co.jp/

品番は3138(ミニサイズ反射タイプ210円)、424(通常サイズ262円)、431(ミニサイズ105円)です。

国際識別のシール(Jマーク)はオートバイの前面と後面の見やすい位置に貼ります。
国際ナンバープレートは日本のナンバープレートを英訳しただけのものですがカッコイイです。でもこれを付けて国内は走れません。
国際ナンバープレート

Jマーク
車両査定証書(2002から不要)

バイクの査定額の証明書です。指定様式は無いので近所のバイク屋さんで理由を話してつくって貰いましょう。
売買に使うわけではないので査定額は安いほうが良いです。通関手続きに使います。

私は作るのを忘れていたので稚内のバイク屋さんで作っていただきました。

日本通運稚内支店(貨物代理店)の人の話では中古バイク売買雑誌の同型車種の販売価格(買取)が乗っているページのコピーでも良いそうです。

通関手続きは日本通運稚内支店で行ってくれます。手数料は5000円です。

日本通運稚内支店
TEL 0162−23−2651
査定証
バウチャー(観光ビザの場合)

ロシアに観光ビザで行くには絶対必要です。ロシア各地までの交通機関、宿泊先が記され、その代金が既に支払われていることの証明書です。
これが無いと観光ビザが下りません。特定の旅行代理店でしか作れないので観光ビザの場合は注意が必要です。

必要書類:
  • パスポートのコピー
  • バウチャー代(ロシア内移動交通費+宿泊費+手数料)
予約確認書(観光ビザの場合)

観光ビザを申請するのに必要です。ロシア外務省のリファレンス番号を持つ旅行代理店より発行されます。
ビザ(2001年ビジネスビザ)

ビザが2001年からパスポートに張るシールタイプになりました。今までのように帰国時に回収されないので記念に残ります。
2001年は招聘状によりビジネスビザを取得しました。

必要書類:
  • ロシア団体機間からの招聘状と公電
  • 写真 3×4cm 1枚
  • パスポートの原本
  • 手数料
ビジネスビザ
ビザ(観光ビザ)

2002年以降は期間が短いので観光ビザにしました。

自分で申請する場合は
  • バウチャー(支払済み証)のオリジナルとコピー
  • 旅行手配の確認書(所定書式)のコピー(要REF番号)
  • 申請用紙(アンケート) ロシア大使館、札幌領事館のページでダウンロードできます。
  • 写真 3×4cm 1枚
  • パスポートの原本
  • 手数料(5平日で5000円、10平日以上で0円)
海外の旅行代理店で手配した場合はバウチャーはコピーでも可です。
数人で行動を共にする場合で同時にビザ申請するなら、バウチャーと予約確認書は1セットで大丈夫です。
国境地域入域許可証サハリン州のみ2003年より必要
→2007年よりサハリン州付属の島(モネロン、チュレニ等)以外不要になりました。

PROPUSK(ПРОПУСК)
サハリン州では2003年に独自に政令を定めて、運用されている為必要になります。連邦安全局 FSB(旧KGB)と国境警備隊にて許可を得ます。
旅行代理店にバイクで移動することを話して事前に作ってもらいましょう。受け取りは現地になります。
  • ビザのコピー
  • パスポートのコピー
  • 移動手段(バイク、車など)
  • 訪問(滞在)都市、地域
  • 手数料(インツーリストサハリンの場合US$20)
バイクの通行許可証と持ち帰り誓約書(2005から正規の物に変更)

行きのアインス宗谷の中で作成します。各2部作成し、1枚ずつスタンプとサインが押され返却されます。この2つの書類は重要なので常に携帯し、検問などで見せる必要があります。ロシアの自動車保険に加入した車両に対して発行されます。帰国時に税関で返却します。無くすとサハリン内でのバイクの走行ができないだけでなく、日本にバイクを持ち帰れなくなる可能性があります。

↑2005 ロシア連邦正規の通行許可証
↓2004 サハリン州の通行許可書とバイクの持ち帰り誓約書
自動車保険
ロシア国民義務自動車保険です。

コルサコフ港でロステック社に頼むと15日の保険でUS$100ほどです。
保険自体は保険会社にもよりますが15日の保険で400〜700Рほどです。


出入国手続き 日本からロシアへ
車両は稚内税関支署で通関手続きを行う(国際旅客ターミナルの場合もあり)。通関書類は日本通運稚内支店で手数料を払って作ってもらう。時間に余裕がある場合は自分で申請したほうが安く済みます。車両の検査はフレームナンバー等のチェックのみです。輸出の書類は帰国まで絶対無くさないようにしましょう。関税がかかったり、バイクを日本に持ち帰れなくなります。

人間は通常の海外旅行と同じです。手荷物のX線検査や開封はありませんでした(過去6回)。

船内で
税関申告書を2枚記入します。所持金、カメラ、パソコン等はしっかり記入しましょう。帰国時に増えていると没収される事があります。
持ちこみ車両も記入します。用紙は旅行会社などによって英語ロシア語併記、日本語英語併記、ロシア語のみなどいろいろあるようです。最新のものは日本語併記で、フェリー乗船時や船内でもらえます。

税関申告書記入例(入国 表) 税関申告書記入例(入国 裏)

税関申告書と別に通行許可証と車両の持ちかえりの契約書を記入します。
それぞれ2枚つづりで1枚がスタンプを押されて渡されます。これは絶対に無くさないようにします。
サハリン内で検問などで停められたときに見せる必要があります。

ロシア到着後

(2007年以降)
18時以降の税関業務ができなくなったため、一旦保税倉庫預けになります。
通関業者を手配していない場合、バイクがフェリー内預かりになって、翌朝のフェリー出港に支障が出る可能性があるので、必ず通関業者を手配してから出発しましょう。

コルサコフ港到着時は人間の通関だけで、バイクの手続きは不要です(税関申告書には記入)。数十分程でバイクは通関業者の保税倉庫に運ばれます。
翌朝、コルサコフ税関(ターミナルの南側の道を挟んだところにある建物)で輸入関連の書類、税関申告書、加入済みの自動車保険、B/L等を提出し手続きします。
保税倉庫の書類もいるため、途中で保税倉庫にも行く必要があります。
全ての書類が揃えばバイクの一時輸入許可証と通行許可証が出ます。
これらを持って保税倉庫に行くとバイクを受け取れます。

(2002年)
コルサコフ到着後、船内で国境警備隊、税関職員により書類をチェック、作成したあと、他の乗客と一緒に手荷物を持って入国審査と手荷物検査を行います。人間と手荷物だけバスに乗って旅客ターミナルまで移動し入国手続きを行います。その間に船内でバイクのチェックなどが行われます。船に戻って、バイクの走行の許可が出て晴れて出発できます。

(2001年まで)
船がロシアに到着すると国境警備隊の検査があります。先ほど記入した車両持ちかえりの契約書を元に車両のチェックがあります。
チェックが終わると一般の旅客と一緒に下船です。まず人間と手荷物だけバスに乗って旅客ターミナルまで移動し入国手続きを行います。
手荷物はX線検査するのでカメラのフィルムなどは注意しましょう。キャンプ用のガスボンベや包丁なども普通にパスできました。
税関申告書は1枚がスタンプを押されて返却されます。これは帰国までに大切にとって置きましょう。
その後船に戻って旅客ターミナルまでバイクで移動しバイクの手続きです。フレームナンバーとエンジンナンバーのチェックで終了です。


通行許可証(車両持ちかえりの契約書)は非常に大切です。無くさないようにしましょう。
以上の手続きで終了です。これでサハリンの大地を自由に走りまわれます。

ロシアから日本へ

動植物、土、砂の日本への持ち込みは禁止です。フェリー乗船前に洗車しておく必要があります。オイルの染みなどは大丈夫ですが見た目で土とわかる汚れは不可です。車両を洗う場所としては川で洗うかユジノ市内で子供の洗車アルバイト位しかありません。
私の場合は河原に降りられるところを見つけて浅瀬にバイクを入れて洗いました。フェリー内にも水はありますがフェリーに乗る前のついた汚れを落とす程度と考えておきましょう。

日本到着後
人間と手荷物だ先に下船し入国手続きをします。バイクは全部の乗客の入国通関手続きが終わった後にチェックされます。チェック内容は持ち出したバイクと同一かと土の持ち込みチェックです。土のチェックはフェリー内で、稚内税関支所(合同庁舎内)で書類とバイクのチェックをする場合が多いです。それで通ったら終了です。国際ナンバーを日本のナンバーに戻して出発できます。

地図など
2001年購入した地図(A4変形版)25pで購入。
サハリン州の地図です。パート1はサハリン本島、パート2は千島列島になっています。
結構記載の間違いが多く、乱丁、落丁もあるので購入する時は注意が必要。
ユジノサハリンスク市内のキオスク、書店で販売されてます。
2003年購入した地図(B5変形版)90pで購入。
2002年発行のサハリンの道路地図です。舗装、非舗装の別、交通警察の検問所なども載っています。また付録に道路標識一覧などが載っていて非常に良い出来です。道路地図なので人が住んでいない地域は載っていませんがお勧めです。
1/200000(一部地域は1/500000)
2004年では100pでした。

2003年購入したユジノサハリンスクの地図(折りたたみ)。
内容は97年発行のため古いです。

折りたたみのサハリンの地図。地名表記はロシア語。
1/500000です。両面で南部と北部になっています。
稚内国際旅客ターミナルの壁に張ってあるものと同じものです。
初版は1995年、最新は2003年版。
2004年現在ユジノサハリンスク市内で70p〜80p。
出来も良く、お勧めできます。
2001年に購入したユジノサハリンスク近郊の地図。ユジノ近郊しか出ていないのでツーリングには不便です。縮尺は1/125000です。
地名表記は英語です。サイズが大きいので壁に貼ったりするといいかも?
ユジノの内務局(警察署)の壁にも張ってありました。
2003年にユジノサハリンスクのキオスクで購入した地図?(A4)
フルカラーでサハリンの地理、生物、植生、資源などが載っている。学校の副教材みたいなものです。勉強には良いけどこれで旅行するのは無理です。
2001年にユジノサハリンスクのキオスクで購入した地図?(B4)
フルカラーでサハリンの地理、生物、植生、資源などが載っている。学校の副教材みたいなものです。勉強には良いけどこれで旅行するのは無理です。
ちなみに綴りはAmracではなく、АТЛАС(アトラス)です。Тの小文字は筆記体だとmになります。